芭蕉さんとa thousand winds
高良山中・声出し歩きの帰り道。
道端に、秋山明子さんという俳人の秋の句碑。
導かれ、ふとその裏手の秋の山の坂道をのぼっていく秋三昧。
芭蕉さんを祀った「桃青神社」という場所だそう。
ところで
父と芭蕉さんの辞世の句を織り込んで作曲した「a thousand winds」
(2006年に作って、その年のレコ発の時にしか演奏したことのない)を
来春いよいよ録音することにしたので、
こりはオミチビキか!?と勝手にひとりごち、ヒトリ唄の奉納をしてみた秋の日ざんす。
〜旅に病んで夢は枯野を駆け巡る (by芭蕉さん)
〜風突いて立ち向かうひとり道百道 (by照明父)
:亡くなる半年前に行っていたチベット旅での最期の一句。
「百道」(びゃくどうと読むそうだが、浄土への道を言うそうだす。
余談だすが「千の風〜」との出会いはまだブレイク前の2005年の父と過ごしたホスピス
でありますた。
その時、その詩にとっても救われたのだが、個人的にあのメロディーに納得できず(爆)
ひそかに勝手にオレバージョンを作り、12月のレコ発ライブで唄ってみたものの
その直後の紅白歌合戦であの朗々バージョンが大々的に広まることとなり、翌年は完全大ブレイク状態。
世の中はあの朗々バージョン一色(爆)
・・それでなんだか恥ずかしくて、人前で歌うことはなかったのでありますた。
ホッピー神山アレンジによる美しい弦カルテットのアンサンブルだったのに(泣)
しかしこのたび、新しいアルバムの奉納録音の計画進行中。
ようやく彼岸へ行けることになったざます。サウザンさん。
詳細はまた改めてご報告いたす所存♪